大人「が」雪遊び

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    今年は雪が多くて大喜び。俺が。

    2月12日、建国記念の日の振替休日。

     

    「荒井東復興公営住宅のひろばであそぼう!」は、銀世界でスタート。

    到着したら町内会役員の方々がすでにスコップを持って集会所周辺に集まっていました。

     

    雪かきかー、お手伝いしよう…と思っていたら、

    「かまくらを作ろうと思うんだけど、どこに作ったらいいと思う?」

    というご相談。

     

    おっ。いいっスねぇ〜。

     

    融けたときに流れた水がアイスバーンを作らない方がいいでしょう、

    ということで。

    通路から外れた、砂地の上に作ることになりました。

     

    雪かきがてら、雪を集めます。

     

    それにしても結構な量ですな。

    かいてもかいてもなくなりません。

     

    しかし、辛くはない。

    むしろ楽しい。

     

    みんなでやります。

    辛くないのはみんなで「かまくらつくろうぜー!」っていう「遊び」をしているから。

     

    体はしんどいけど、気持ちは疲れない。

    作業が進み、雪が集まって山が大きくなるほどに元気になっていくような気さえします。

    加速度的に盛り上がる。

     

    とうとう山ができました。大きい。

     

     

    掘り始めます。いざ、かまくら。

    わかりづらいですが、右側はそりで滑れるようになだらかな斜面を作っています。

     

    だいたいの形ができたところで、ちびっこと一緒に遊びに出てきていた

    お母さんにタッチ。

     

    仕上げはおかーあさーん。

    ザクザク。

    かまくら完成。

     

    スコップの構え方が勇ましい。

     

    入り心地もばっちりだ!

    大人にはちょい小さいですが。

     

    中に入って寝っ転がって天井を削ったりと、

    作業している様子が職人さんみたいでした。

     

    あとはそり滑りする斜面づくり。

    コースアウトして変なところに滑っていかないように、コースづくりは入念に。

     

    何度もテストを繰り返します。

    雪を積んで、固めて、すべって、削って、すべって、積んで、固めて…

     

    動きだけ見ていればなかなかの重労働。

    自分ではない誰かのために「頑張る」ではくたびれてしまいそう。

     

    やっぱり「遊び」だからでしょうなあ。

    子どもが遊ぶために作っているんだけど、見ている限り誰よりもお母さんたちが楽しそう。

     

    完成したかまくらは、午後に出てきた小学生も遊んでいました。

     

    でも、このかまくらで一番楽しんでいたのは、

    やっぱり午前中に作っていたおじさん&ちびっこ母さんで間違いないでしょう。

     

    午後になって、いつも遊びに来る子がお父さんと一緒に出てきました。

    雪山を作ってそり遊び。

     

    そうです。今日は振り替え休日。

    お父さんがいるのです。

     

    その後、お父さんがさらに大きな雪山を作りました。

    子ども大興奮。横並びのダブルで滑っております。

    「今度は縦で!」などなど、遊びの発想が湧きだします。

     

    ちなみに一緒に滑っているのは同じ建物に住んでいる子。

     

     

    コース整備。角度をつけたり、まっすぐ滑るようにコースを整えます。

    あれやこれや工夫している様子は本当に楽しそう。

     

    子どもがそりで滑る雪山を作る。

    はたから見れば、「子どもの遊びのお手伝い」に見えるでしょう。

    でも、そうじゃないんです。

    これは「コースづくり」という、このお父さんの遊びです。

     

    大人が遊んでいるんです。

    それがたまらなくうれしかったのです。

     

    住民の方々から「遊び」がでてきた。

    大人が遊び心を持っていることが、子どもにとってどれだけ力になることか。

    遊び心は「余裕」です。


    余裕があるから遊ぶのか、遊ぶから余裕が生まれるのか。

    難しいところではありますが、私は後者を推したい。

     

     

     

     

    「と」じゃない。

    「も」でもない。

     

    大人「が」雪遊び。

     

    自ら遊ぶ。

    大人だって、自分が主役。

     


    ゆきあそび

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      2018年です。

      皆様、昨年は大変お世話になりました。

      本年もよろしくお願いいたします。

       

      い、いまさら。

       

      今回は「ゆきあそび」のお話です。

      写真も多め。

      ただし2年前の写真です。岩沼市の「里の杜あそび場」での雪遊びの様子。

       

       

      広い芝生の雪を集めて大きな雪だるま。

      大きくしすぎて転がすこともできなくなってきました。

       

       

      頭も作ってみたけれど、とても上にはのせられず…。

      横に並べておきました。

      寝転がって見てくれればなんとか雪だるまとして成立しますかね。

       

       

      この大きさ。

      もっと大きくしてみよう。雪玉転がし再開。

       

      再開して間もなく。

       

      割れました。自重に耐え切れず…。

      長い時間をかけて、すごい量のエネルギーも使って、結果崩壊。

       

      さぞ悲しんだことだろう、と思いますか?

      爆笑してましたよ。

       

       

      崩壊した後のパーツでいろいろ造り始めました。

      これはイス。座ると寒い。

       

      塊を集めてくっつけて。

       

       

      形を整えてゆきます。

       

       

      見えてきましたよ。

       

       

      雪の滑り台の完成です。

      随分暗くなっております。

       

      4時45分。そして気温は零度。

       

       

      時間?気温?知らんわ。

       

      完成したんだから滑りますよ。

      念入りにこすって滑らかさを追求しただけあり、良く滑る。

       

      会心のできばえだったようで

      「お母さんに見せよう!呼んでくる!」

      と家に帰っていきました。

       

      お母さんは…出てこないんじゃないかしら。

      寒いし。

       

      それどころか「もう暗くなってきたんだから出るな」

      とか言われかねない。

       

       

       

       

      来ちゃった。

       

      お母さん、「寒いよー」

      と言いつつも笑顔で娘の滑りっぷりを見ております。

       

       

      ギャラリーが増えてプレイヤーのパフォーマンスも上がってきました。

       

      もう止まらんぜ。

       

       

      滑っては登り、登っては滑り。

       

       

      写真がブレるなあ。

      暗いせいでシャッタースピードが遅いというのも関係しているかもしれませんが、基本的に止まらないのです。

       

      滑って。

       

       

      登って。

       

       

      滑って。

       

       

      繰り返し。

       

       

      様々なスタイルで滑ります。

      このアングルで見ると、実は大した長さじゃないんです。

      高くもないから、それほどスリルがあるわけでもない。

       

      でも、最高に楽しい。

       

      自分たちで作ったから。

      友だちが一緒だから。

      お母さんが見てるから。

       

       

       

      随分暗くなりました。終わる気配はありません。

       

      お母さんは「もう帰ろうよー」と困ったような顔で笑いながら声をかけています。

      実際困っているとは思います。

      とめて帰りたい気持ちと、見ていて楽しい気持ちに挟まれて。

       

      俺、「雪が好き」「雪遊びが好き」とよく言ってるんですが、雪が好きなんじゃないのかも。

      雪が降って、「どこでも遊べる」とか、雪の「スペシャル感」で大人も楽しむモードになっているのが好きなのかもしんない。

       

      現在降っている雪も、まちに遊び心を運んでくれております。

      ああ、たのしいうれしい。

       

       


      津波避難訓練

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        久々の更新になります。

        世界津波防災の日でもある11月5日に、仙台市の津波避難訓練がありました。

        8:30頃のサイレンや警報で驚いた方もいたのではないでしょうか。

         

        私は若林区沿岸部で「避難の丘」に指定されている「海岸公園冒険広場」の展望台に避難しました。

        仙台市危機管理室のヘリコプターが沿岸部の映像をとらえ、送受信するというシステムの稼働確認に協力するため、頭上を旋回するヘリコプターに手を振ります。

        ヘリコプターに向かって手を振りつつ、実際に我が身に起きたら…という想像などしていました。

         

        雲の多い薄暗い空で、風も強く、時折雨がぱらついています。

        物寂しい気持ち。

        あの日、どんな気持ちで救助を待ったのだろう。

        頭上を飛ぶヘリコプターに、どんな気持ちで手を振っていたのだろう。

        そんなことも考えていました。

         

        システムの稼働も確認でき、30分ほどで私の避難訓練は終了しました。

         

         

        現在の海岸公園冒険広場の様子も見ることができました。

        工事は着々と進んでいます。

         

         

        以下は展望台から撮った写真です。

         

        南側(名取・岩沼方面)。

         

         

        北側(荒浜・蒲生方面)。

         

         

        東側(太平洋側)。

         

         

        西側(市街地側)。

         

        防潮林の松が植えられています。

        荒浜小学校が震災遺構として公開されました。

        かさ上げ道路が伸びています。

        公園の整備もかなり進みました。

         

        いろいろなことが、どんどん変わっていきます。

        忘れてはならないことが変化に埋もれて忘れられることのないように、伝えていきたいと思います。

         


        はやおきあそび場

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          来ました!夏休み!

          夏休みですよ!

           

          ラジオ体操、どうですか?

          虫捕り、してますか?(僕はクワガタ派です)

          午前のアニメ、見てますか?

           

          夏休みは午前中、むしろ早朝から予定(遊びの)がぎっしり。

          夏休みを有意義に過ごすため、生活リズムを作ろうじゃないか!

           

          ということで、夏休み直前の7月16日(日)。

          岩沼市の「楽農村」で「はやおきあそび場」を開催しました。

           

          3:00 スタート

           

          暗い。

          早起きっていうか、夜更かしなのでは。

          1時に到着して仮眠をとっていたボランティアの方もいました。

           

          来るかー?来ないかー?と、スタッフで話しながら準備を進めていると、早起きな親子が到着。

           

          来た!真っ暗な中であそび場開始。

           

           

          3:45

          日の出前。

           

          たき火をおこしたり、真っ暗な中での泥状態チェック(ようは泥あそび)などをしているうちに明るくなってきました。

          海のほうまで行って、「千年希望の丘」から日の出を見よう!ということで、出発。

           

          4:20

           

          だいぶ明るい。

          まだ誰も通っていない道路の真ん中を、みんなで海に向かいます。

           

          とても涼しく、気持ちの良い風が吹いています。

           

           

          朝日が出てきた!

           

           

          しばらく「千年希望の丘」から眺めていましたが、仲間が堤防の上にいるのを見て「行ってみよう!」と走っていきます。

           

          きわめて個人的な話なんですけど、俺は「子どもがどこかに向かって振り返りもせず駆けていく」写真にものすごくグッときちゃうみたいです。

          なぜだろう。希望にあふれているからかしら。

           

          4:50

          堤防到着。

           

          みんな集合。

           

          空の色とか逆光具合とか、かっこええ。

          なんかの表紙か、ジャケット写真か。

           

          説明が後回しになりましたが、千年希望の丘というのは、岩沼市が海岸に整備している「津波除け」です。

          津波災害時の避難の丘であり、この丘自体が波を分け、植樹されている木々が勢いを弱める、という計画です。

          この丘の基礎部分には、震災により発生したガレキが利用されています。

           

           

          千年希望の丘から陸側を見ると、こんな感じ。

          でっかい樹は神社の御神木です。

           

          海に向かう途中で、かさ上げ道路を横切りました。

          津波が来た時には、これが第2の堤防として機能するという構想です。

           

           

          貞山運河はこれから少しずつ整備していく必要があるでしょう。

           

          海沿いに住む多くの方の話の中で、子どもの頃の遊びも含め、

          毎日の生活に密着したものであることが語られていました。

           

          自然の豊かさや、年上の子の頼もしさ、大人たちのおちゃめな一面、などなど。

          たくさんの思い出が貞山運河にはありました。

           

          これからもそんな思い出の生まれる場所であってほしいと思います。

           

           

          5:30

          カニ発見。

           

          海で日の出を見て、ちょっと遊んでから引き返す途中で、側溝にカニを発見しました。

          見えづらいと思いますが、います。

           

          見えますか?

           

           

          拡大!

          ここでしたー。

          周囲と全く同じ色なせいで見えづらいのでした。

          「乾いた泥」色。

           

          そこに生き物がいるならとらねばならぬ。

          大騒ぎ。

           

          何しろ、朝日を見るついでにカブトムシやクワガタもとってやろうと虫とり網を持ってきていましたので。

          さらに、虫は全くとれずボウズでしたので。

          とらねば。

           

          なかなかすばしっこくて、側溝の中を追い立ててもするすると逃げられてしまいます。

          最初のうちはチームワークもかみ合わず、こりゃとれんわ…という感じでしたが、だんだんと意思疎通がなされ、チームワークが固まってくると、結構な数がとれました。

           

          大きく写した写真は撮り忘れてしまいましたが、「クロベンケイガニ」らしいです。

          なにそれ強そう。黒弁慶蟹。

           

          海岸公園冒険広場付近にもたくさんいたみたいですねえ。

           

          6:00

          カニを捕まえて意気揚々と引き上げてくると、田んぼのわきの用水路で何かを捕まえています。

          獲物を入れているバケツを見たら大きなアメリカザリガニがワシャワシャしていました。

           

          大漁。超大漁。

           

          そのまま生き物とりが盛り上がります。

          田んぼの中にはドジョウもいるし、用水路にはハヤ(魚)もいる。

           


           

          7:00

          完全に日が昇り、参加者も増えてきました。

           

          生き物とりもひと段落して、そろそろ泥あそびが始まります。

           

          「ひと段落して」「そろそろ」が、朝7時。

          早起きって、スゲー!

           

          あんまり寝てなくて3時から動いてる組(大人)には、くたびれチックな人もちらほら。

           

          しかし、子どもは元気。

          始まりました、泥あそび。

           

          先月の飛び込みの穴もそのまま残っております。

           

           

           

          ダーイブ!

           

          その後ろでは泥スライダーをしているお母さん。

           

          大人も遊びます。

           

          8:00

          さらに参加者が増えてきた。

          初めて来た子も泥の感触を楽しんでいます。

          奥に小さく映っている子たちは泥風呂を満喫中。

           

          お父さんと一緒に泥風呂の二人にインタビュー。

          泥風呂かと思ったら、穴の底に感触が気持ちいい泥が埋まっているので、それを採掘しているとのことでした。

           

          そんなところにある泥に目をつけるとは。

          トレジャーハンターって感じ。

           

          今月も親子で泥あそびをする様子がたくさん見られましたよ。

          楽農村の泥あそびが有名になってきているのでしょうか。

          皆さん準備が良い。

           

          心の準備がね(ドヤァ)。

           

          お母さん・お父さんと一緒に、ぬるぬる。べちょべちょ。

          ぺとぺと。バシャバシャ。ざらざら。

          トロトロ。つるつる。

          ぐにゃぐにゃ。かちかち。もにもに。

          にゅるん。たまにチクリ。

          もっちゃり。

           

          感触の宝庫。

           

           

          激しく飛び込んだり滑り込んだりするのも泥あそび。

          泥をこね続けて感触を楽しんだり、水が土にしみこんでいく様子をじっと見ているのも泥あそび。

           

          こうしなきゃ、というようなことはありません。

          それぞれの「楽しい」がいいですね。

           

           

          9:30

          まだまだ盛り上がっています。

           

          この自分の肩までもあろうかというスコップを持った男の子は、朝日を見に行くときからずっと遊んでいます。

           

          写真から伝わる程よい脱力感。

          もはや一日遊びきったかのような雰囲気ですが、今日という一日はまだ始まったばかり。

           

          この後、ご飯を食べて、昼寝して、目が覚めたらまた遊ぶのでしょう。

           

           

           

          次回は9月の17日(日)を予定しています。

          続報をお待ちください。

           

           

          ※みやぎ地域復興支援助成金を受けて活動しています。

           


          遊びの意味は

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            先日、冒険あそび場ネットに一通のメールが届きました。

            ぜひ皆さんにお伝えしたい内容だったので、本人の了承を得てここに掲載します。

             

            「岩沼あそび場の会」さんと一緒に、岩沼市の「里の杜あそび場」を運営している学生ボランティア団体「にこにこキッズ」さんの元代表、Tくんからのメールです。

             

             

            「あそび場関係の皆様へ

             

            お世話になっております。
            そしてご無沙汰しております、元にこにこキッズ代表のTです。

             

            私は東北を離れ現在、東京の人材コンサルティング会社で
            社会人の方に向けたカウンセリング、及び教育事業に携わっております。

            働きだして3ヶ月が過ぎた時にとても大切だと感じたことが
            ありましたのでご連絡を差し上げました。

             

            それはなにかというと、どれだけ子ども時代の「経験」が重要かということです。

            3ヶ月ですでに数多くの社会人の方のコンサルティングを行わせていただいておりますが、
            いまを楽しく生きられず、不安や悩みや辛さを抱えている方の共通点として、
            子どもの頃及び、若い頃の「喜びや楽しみ」といった成功体験の少なさや
            「人とのつながり」の少なさがあります。

            「自信」や「心」の形成は、かなり子どもの頃からの
            環境や経験で変わってくるものだと感じております。

             

            学生の頃よりも、冒険あそび場での活動の意義や、皆様の子どもたちへのサポートが
            どれだけ素晴らしいものなのかということを改めて実感しております。

             

            8~12月の年内の間に一度仙台に帰省すると思いますので、またボランティアとして
            活動に関わらせて頂ければ大変嬉しく思います。

             

            突然のご連絡、大変失礼致しました。
            また皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。

            今後とも、岩沼や東北の子どもたちの成長をよろしくお願い致します。」

             

             

            仙台を離れてもこうして連絡が来ることもうれしいのですが、遊び場での活動を経験して、異なるフィールドで活躍している人から「遊びの意味」を感じた話が出てくるというのはとてもとてもありがたいです。

             

            今の大人の様子から、子ども時代に遊ぶ意味を考える。

            遊んだ子どもと遊ばなかった子どもはどう違うのか。
             

             

            「遊ばないとこうなっちゃうよ!」という脅かしをするつもりではないのですが、

            (「遊ばないと」という声掛けは、成果を前提にした「あそびという名の習い事」を生み出しかねないので危険だと思っています)

            事実、子ども時代が存在しないことが今の苦しさにつながっている大人がいるのです。

             

            私たちにできるのは、今、まさに子ども時代を失いつつある子どもに、1分、1秒でも子ども時代を返すことだと思います。

            それが具体的に何なのかというと、「その子にゆだねる」ということです。

             

            自由に遊ぶとき、目的も、成果も、評価も、

            すべてその遊びの主体である「その子」にゆだねられます。

            その時間が、「自ら育つ」ためには必要なのです。

             

            十分に遊ぶことができないと、五感を通し、感情を伴い、記憶に刻まれた「自分」が見当たらなくなってしまいます。

            確かに自分は生きた、という実感が持てないのです。

             

            現在、子どもを取り巻く環境のバランスが崩れている、と感じています。

            教え、伝えて行くことで、「外側からその子を形作る」環境と、

            その子自身にゆだね、任せることで、「その子が内側から自らを形作る」機会を作るという環境のバランスです。

             

            教育と遊びのバランス、と言っていいでしょう。

             

            たかが子どもの遊びの話でおおげさな、と思うかもしれません。

            それを「たかが」と扱い続けた結果の「今」なのです。

             

             

            Tくん、大切な話をありがとう。

            また会える日が楽しみです。

             


            ハジケてまざれ!

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              6月の25日(日)、仙台市宮城野区は田子西でのあそび場のお話です。

              ここでの活動がこのブログに登場するのは初めてですね。

               

              田子西はもともと作っていた「田子西地区」と復興公営住宅、そして防災集団移転地である「田子西隣接地区」を合わせた新しい街です。

              私たち「冒険あそび場ネット」は、田子西の町内会とは仮設住宅で活動していた時代からご縁のある「にじいろクレヨン」さんと協力して、住民の皆さんの交流を手助けしています。

               

              今回は、その中でも田子西地区の真ん中に位置する「田子西中央町内会」さんが、町内会の集会所に隣接する「田子西二丁目公園」で展開しているあそび場の様子をお伝えします。

               

              この公園での活動は、今年度の4月から毎月実施しています。

              今回で3回目のあそび場。子どもたちにとってだんだんと「自分たちのあそび場」になってきているように感じます。

               

              今回は町内会長と「水遊びをやりたいね!」という話をしていたので、簡易プールの材料を持ってきました。

              板の厚み分の幅で切り込みを入れれば組み合わせられる、はず。

              その場で作業。子どもたちは興味津々。

              作業する手元に注目が集まります。

               

              うーん、緊張はしないけど…近くない?

               

              できたぜ。

              待ちくたびれた皆さんは違う遊びを始めていました。

              根気よく待っていた男の子二人が板を組み合わせていきます。

               

              枠の上にビニールシートを敷いて水汲み。

              入れ物はベーゴマの床にもしている漬物樽。

              こいつで水を汲むと相当重いと思うのですが…。

              わっしょいわっしょいと楽しそうに水運びをしています。

               

              子どもの遊ぶ姿を見ているとよく遭遇するのですが、「自ら遊んでいる」ときに、子どもは大人が想像もしないような力を発揮します。「やれ」と言われてやるんだったらへこたれちゃうよな、ということも嬉々としてやる。

               

              そんな様子が幼児にも伝染しています。

              見ていて楽しそうだったんでしょうね。

              「作業」としてやっていたら小さい子が手伝うなんてむしろ邪魔なはず。

              追い払わずに仲間に入れられるのも「遊び」だから、心に余裕があるからでしょうか。

               

              見習わなければな。忙しい時ほど楽しみたい。

               

              ざっばー。

               

              これを何回も繰り返し、水が溜まってきたところに…

               

              人も集まってきました。パチャパチャと遊んでいます。

               

              あとから参加したメンバーも水汲みをはじめました。

              お前らも汲めよ、とか言われたわけではないのですよ。

               

              タプタプに汲んで、こぼさないようにワーキャー言いながら運ぶのが楽しいみたいです。

               

              ま、浅いながらもプールができて。

              パチャパチャやるだけで終わるわけもなく。

               

              こうなりますよ。

               

              ああ、水をかけあうというだけの行為が、なんでこんなに楽しいんだろうなぁ。

              かけてかけられ。怒涛のお互い様。

              手加減しないし、されもしない。

              本気でやるから楽しいのでしょう。

               

              そして後ろでは水汲みチームが水の補充をしている。

              やっぱり楽しそう。

              汲んできたそばから汲み出されているはずなのに、腹が立たんのか?

              立たんらしい。

               

              この後も水かけは続いていたのですが、お昼ご飯の時間になってじわじわと人が減り、なんとなく午前の部終了。

              終了と言っていますが続けている子は続けていました。

               

              そして、(便宜上)午後の部。

               

              公園の中にある丘的な部分にビニールシートを敷いて、ウォータースライダーにしました。

              しました、と私がやった風に書いていますが、実際に作ったのは子どもです。

               

              やろっかなー、と思っているところで「何すんの?」と聞かれ、こんな感じにしようと思ってんのよね、と答えたら「やるー!」と。

               

               

              こんな感じ。

              シートのサイズは2間×3間(3.6m×5.4m)。

              バケツで水を流したところをすかさず滑る…というシステム。

               

              いろいろな滑り方を試しています。

               

              遊び方だけではなく、「滑っているうちにシートが下にずり落ちてしまったらみんなで引っ張り上げる」だとか、「逆走は危険なので、横に逃げてから上がってくる」なんてルールもできました。

               

              ひとつ前の写真で「バケツで水を流して滑る」と書きましたが、このウォータースライダーでも水汲みチームが働いていました。

              先ほどのプールに比べ、水道からだいぶ離れているので苦労も大幅アップ。な、はずなのに。

               

              その子たちは、自分自身は滑らず、ひたすら水を汲んでは運び続けていました。

               

              服を濡らすわけにいかなかったから、らしいのですが、「滑る遊び」に混ざって「滑らない」ポジションで居続けるって。

              褒められるためにやってた様子でもなかったし、それでいいのか?違う遊びもあるよ?なんて思ってしまいますが…。

               

              このあそびに「何かしらの形で関わりたかった」のでしょうか。

              楽しそうだったのは確かです。

               

              次は着替えを持ってきなはれ。

               

              いっせいにドーン!

              ここで今日初めて出会った子も、一緒に遊んでいます。

               

              これまで毎回参加している子が、初めて参加する友達を連れてきていました。

              おそらくは来月も新しい友達を誘ってくることでしょう。

               

              私たちは住民の皆さんの交流の手助けで来ています。

              子どもはあそびの中でどんどん交流しています。

               

              この様子を見た地域の皆さんが刺激を受けてくれたらいいなあと思っています。


              子どもから学ぼう。

               

               

               


              楽農村:6月

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                7月になってしまいましたが、6月の楽農村の報告です。

                 

                6月の「楽農村で遊ぼう!」は、やや曇りのちょっと残念な天気の中行われました。

                参加人数も若干少な目でした。

                 

                 

                しかし、盛り上がりは十分。

                 

                このあと何枚かの写真に白い「もや」のようなものが映り込んでいますが、水滴です。

                どうかお気になさらず…。

                 

                いつもの泥あそびエリアに川?堀?ができていました。

                お母さんに手を引かれながら、堀の中を歩きます。

                 

                はねる泥水が作る影。土のにおい。

                水の冷たさ、泥の温かさ。濡れた服の感触。

                足の裏に伝わる泥のぬめる感触やひかれる手の心強さ。

                 

                いろいろな刺激を感じていることでしょう。

                 

                こちらではお母さんもはだし。

                いいですなぁ。

                 

                こちらではお父さんと一緒に堀を歩いています。

                本当に楽しそうに泥の上を歩いていました。

                 

                一歩一歩の足の運びから楽しさが伝わる歩き方。

                終始笑顔でしたね。

                 

                泥の上を走るのが気に入ったようで、走って行ったり来たり。

                そのうちつるっと転んだ瞬間に真顔になったんですが、

                見ていたお父さんとお母さんが笑っているのを見て、再び笑いながら走り始めました。

                 

                続いては今月の生き物レポート。

                 

                今月は地底人が出ました。

                 

                 

                穴から出られなくて困っているようです。

                 

                 

                地底人と地上人の心温まる交流。

                助けている地上人も十分地底人っぽいですけど。

                 

                以上。今月の生き物レポートでした。

                 

                山から大穴に飛び込みます。

                ダイナミック。上がる泥水しぶきとテンション。

                 

                ガールズも飛ぶぜ。

                 

                 

                エアーもキメてナイスジャンプ。

                飛びすぎで画面から切れてしまいました。

                 

                「楽しすぎてやめられない!」

                とナイスすぎるコメントを発して穴から出て次のジャンプに向かっていきました。

                 

                 

                前半終了。

                お昼はまったりたき火タイム。

                あぶって食べるときの「ごちそう感」。
                このひと手間がスペシャル。

                 

                するめ炙り中。熱いまなざしが注がれます。

                 

                 

                今回、広い範囲を撮影してみてわかりましたが、泥のエリアに踏み込んでいる大人の人数が多いのです。

                本来であればそれだけ遊びのエリアをつぶされて、子どものあそびが窮屈になりそうなものですが…。

                 

                 

                逆に、子どもがのびのびしているように感じます。

                思い切りが良い、とでも言いましょうか。

                一緒に泥あそびをしている大人の姿がそのままメッセージになっているのでしょう。

                 

                「面白いね!」

                「気持ちイイね!」

                「もっとやっちゃおう!」

                 

                言葉にせずとも伝わるものがある。

                むしろ言葉よりも雄弁に。

                 

                今回のスペシャルはこちら。

                バケツ入りのチョコレートではありません。

                 

                先月のあそび場でさんざんかき回された泥と泥水。

                それは粒の大きいものから沈みます。
                粒の小さいきめ細かい泥の粒が一番上になって一月ほど経ちますと。

                 

                こんな感じに固まります。

                 

                この固まってひび割れた泥の板を水でこねると、先ほどのようになるのです。

                 

                なるのです、って見てきたように言ってますけど、細かい粒子が云々の部分は「きっとこういうことだろう」という推測です。

                 

                 

                 

                しかしこの感触。大人も虜。思わず声が出ちゃいます。

                 

                「なぁあんじゃあ、こりゃぁあ!うっひょぉおおお!」

                 

                って。

                 

                お前以外の大人がそんな声出すもんかよ…。

                と、思うでしょう?

                 

                マジだから。

                 

                この感触を何とか伝えたいのですが、伝えられる言葉を持っていないのです。

                ああ、歯がゆい。

                 

                触らせたい。このブログを読んでいる皆さん全員に、この泥を触らせたい。

                そしてみんなで言いましょう。

                 

                「うっひょおおお!」

                 

                次回、「楽農村で遊ぼう」は「はやおきあそび場」。

                7月16日の午前3時〜午前10時を予定しております。

                 

                間違いではありません。

                 

                午前3時〜午前10時

                 

                です。

                 

                ※みやぎ地域復興支援助成金を受けて活動しています。


                生き物いろいろ

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                  5月21日は岩沼市は玉浦地区の「楽農村」での「土で遊ぼう!」でした。

                  「泥で遊ぼう!」だったかな?

                   

                  この日は愛知からしんぞーの大学時代からの友人が来ていたので、早めに仙台市若林区の「活動ベース」を出発。

                  仙台市若林区の井土地区や名取氏の閖上、岩沼市玉浦地区などの沿岸部を案内しながら向かいました。

                   

                  途中、岩沼市の「岩沼ひつじ」の牧場横を通ったところ、ひつじの毛刈りを行っていました。

                  珍しいものを見られた。

                   

                   

                  毛を刈られた後の羊を撫でたら絨毯の感触でした。

                   

                  岩沼ひつじに関する情報はこちらからどうぞ。

                   

                  楽農村に到着し、まきにする廃材(他の遊び場で木工作に使われ、もうこれ以上工作には使えなくなった物を燃やしています)をおろしたり、スコップを出したりと準備をしているうちに人が集まり、スタートしました。

                   

                  イエー。

                  天気も良く、温かいのでポンプで井戸からくみ上げている地下水の冷たさも

                  気になりません。

                   

                  少なくとも、今のところは。

                   

                  ムツゴロウスタイルも定着しています。

                  温かいし、感触も良いし。

                   

                  濡れた服が冷たくなったら泥水につかるのが一番手っ取り早くて

                  暖かいのですよ。

                  泥にこれだけ入ったことがない人には信じられないかもしれませんが…。

                   

                  こちらでは天然の泥スライダーが誕生。

                  いやー、滑る。私も挑戦したのですが、非常に調子よく滑りました。

                   

                  ズボンの尻には穴が開きましたが。元からギリギリだったから仕方ない。

                  洗わずに捨てられると思ったらむしろ気が楽だ、ってぐらいです。

                   

                  別の面では穴掘りで盛り上がっております。

                  川と池を作っているようなのですが、泥で濁って池の深さがわからない…。

                  うかつにはまったらヤバそうだ。

                   

                  そして、温かい時期の「楽農村で遊ぼう!」の魅力は、

                  土や泥だけではありません。

                  楽農村の周囲の豊かな自然環境には、多くの生き物が生息しています。

                   

                  例えばこちら。

                   

                  妖怪どろ小僧。

                  眉毛と鼻の下だけ泥が乾いていないのでこんなメイクに。奇跡的。

                   

                  いや、そっちじゃない。

                  どろ小僧の頭の上です。

                   

                  カーエールー。

                  大きいな。アカガエル?ですかね?

                   

                  生き物の知識ってあんまりないんです。

                  じゃあほかの知識はあるのかよ。

                   

                  ないですね。

                  まあ、いいじゃないか。

                   

                  捕まえたカエルを虫かごに入れております。

                  間近で眺めじっと観察。

                  自分でとったコイツ特別。

                  イェア。

                   

                  ハンターたち。

                  田んぼの畔を崩さないようにしておくれ。

                   

                  とても良い景色。田んぼの広がる田園風景だけでも「良い景色」と認識できると思うのですが、そこに生き物を探している子どもが写り込んでいることでストーリーが生まれて、なおのこと良い景色になる。

                  空間が生き生きしてきます。

                   

                  そう感じるのも私の中に「生きものをとって遊んだ」という記憶があるから

                  なのではないかと思うのです。

                  それが「面白いものである」と理解できる回路が存在しているということ。

                   

                   

                  生き物をとって遊ぶ環境がない中で育っていたら、この風景を見ても感動できなかったんじゃないかなぁ。

                   

                  DO・JO・U!

                  しろかきをした田んぼから出てきたそうな。

                  どじょうは水の無い環境でも泥の中に潜って生き延びられるらしいですよ。

                  すげえ。

                   

                  スタッフのねもとに教えてもらいました。

                  生き物の知識を手に入れたぞ。

                  そのうち子どもに自慢げに話してやろう。

                  「知ってる?どじょうってねぇ…」

                  楽しみだ。

                   

                  まず「どじょうを話題に上げる」というのがけっこうなハードルな気がするが、まあいい。

                   

                  天気にも恵まれてたくさんの人でにぎわいました!

                  この写真だけ見るとお祭りみたいな人出ですなー。

                   

                  遊び場初参加、の家族が持ってきたマシュマロ&ウィンナーを皆さんに分けてくれました。

                  たくさんの子どものおやつになりましたよ。

                  初めての子も見よう見まねであぶって食べています。

                   

                  遊びに来ている家族の「準備の良さ」を見ると、「楽農村で遊ぼう!」も広がっているんだなぁとしみじみ感じます。

                  初めて来る皆さんも、準備するときに「何があったらいいかなぁ」「どんなところだろう」って感じでネットで検索してるんでしょうかね。

                  このブログも検索に引っかかることを祈って、遊びに来るご家族の「保護者の皆さん」にちょっとしたアドバイスを。

                   

                   

                  子どもは基本的に果てしなく、遠慮なく遊びます。

                  しかし、服が汚れることを嫌ってなかなか遊びに踏み出せない、という子も時々います。

                   

                  子どもが服を汚すのを嫌がるのは、「服を汚すと怒られる」と思っている場合が多いようです。

                  もしくは、その服がお気に入りであるか。その場合には、服を着替えてもらうほかありませんが…。

                   

                  もし、「子どもには服が汚れることを気にせず、思いっきり遊んでほしい」と思われるのであれば、保護者の皆さんも着替えを持ってくることをお勧めします。

                   

                  子どもはお父さん・お母さんの行動をよく見て、自分のモデルにしています。

                  そのお父さん・お母さんが自分の服の汚れを気にしていないのであれば、子どもは服の汚れを気にせず思いっきり遊びます。

                   

                  泥汚れは洗濯してもなかなか落ちないでしょうから、もう「思いっきり遊ぶ用の服!」と決めてしまうといいかもしれません。

                  捨てても惜しくないような服を着てこられてもいいと思います(先に書いた通り、私のズボンは今回で引退しました)。

                   

                   

                  子どもと一緒に、もしくは子ども以上に、お父さんであること、お母さんであることを忘れるくらい思いっきり遊んでみてはいかがでしょう。

                  バカバカしくて、大人の価値観からしたら意味がなく見えるようなことに、たくさんのエネルギーを注げる。

                  それはとても豊かなことだと思います。

                   

                  エネルギーを注ぐ余裕があるから豊かである…ということではなく、そうやって心に「遊び」を生むことで豊かになる、という感じです。

                   

                  今だけ、ちょっとだけ、いろいろ背負っている心の荷物をおろしちゃう。

                  どかした荷物の下から見つかるものがあると思うんです。

                  ずっとそこにあって、見えなかっただけのものに気がつけるようになるんじゃないかな、と。

                   

                  どうも、僕です。

                   

                  ギャー!ゾンビ!

                  ゾンビは死んでるから生き物ではありません。

                  どかした墓の下から見つかる類のものだと思うんです。

                  地面に寝転がるとまさしく「そこにあって見えなかったもの」になります。

                   

                  そういう意味じゃない。

                  これは心の荷物をおろしすぎではなかろうか。

                  もうちょっと背負った方がいい。

                   

                  のんびり草を食べているのはヤギの赤ちゃん。

                  見ているだけでなごみます。

                   

                  鳴き声が人間の赤ちゃんっぽかった。

                   

                  次回の「楽農村で遊ぼう!」は6月18日(日)。

                   

                  雨でも遊びますが、晴れれば素敵。

                  泥にまみれりゃもう無敵。

                   

                  お待ちしております。

                   


                  東六郷小で遊んできました

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                    5月14日の「東六郷小で遊ぼう!」の様子です。

                     

                    この日は仙台国際ハーフマラソンの日でもありましたね!

                    雨でしたが、出場された方は風邪などひきませんでしたか?

                     

                    遊び場も雨でも開催していました。

                    数日間降り続いた雨のおかげで、校庭に大きな池が出現していました。

                     

                    池っていうか、まあ、正体は「グレートな水たまり」なんですけど。

                     

                    とはいえ、こんなに大きな水たまりでなかなか遊べませんよ。

                    長靴の無敵具合を検証するにもちょうどいいです。

                     

                    周辺の用水路で生き物探し。

                    「東六郷小で遊ぼう!」はこれまでにも何回か開催していますが、生き物探しはすっかり定番の遊びになっております。

                    とか言いつつ私は初参加なのですが。

                     

                    子どものころザリガニとかとってたなあ。

                    イモリもとってましたよ。お腹が赤いヤツ。

                     

                    生き物をとって遊ぶ、っていうのが定番というか

                    「みんなやったことあるよね!」くらいに思っているのですが、

                    実はそうでもないんでしょうかねぇ。

                    仙台市と言っても若林区の沿岸部と仙台駅周辺の市街地では環境が違いすぎる。

                     

                    仙台市の市街地にお住いの皆さん。

                    10キロも東に移動すればこんな環境がありますよ。

                    車、バス、自転車、歩き…なんででも来られますから。

                     

                    いかがです?

                     

                    ザリガニを獲ったが入れ物がないということで、サンダルに。

                    このまま水に浮かべてました。

                     

                    サンダルの船で水面を漂うザリガニ。

                     

                    水溜まりを走り抜けたり、自作のザリガニ釣り用の釣り竿で水面を叩いたり。

                    水しぶきが上がります。

                    テンションも上がります。

                     

                    何故、水しぶきが上がるさまを「カッコイイ」と感じるのだろうか。

                    躍動感が強調されるからかしら。

                    水がはじけるときの形がきれいだから?

                     

                    自然の造形にはかなわんね。

                     

                    なんかやりたいなー、と思って水たまりを深くしています。

                    深くはなるんだけど、水が濁ってどこが深くなったかわかんないの、コレ。

                    なかなかスリリング。

                     

                    この後私も含め何人かハマってました。

                     

                    こちらはザリガニ観察。卵を抱えていました。

                     

                    いじくりまわしているうちに卵から小さいザリガニがどんどん出てきまして。

                    マジかよー。

                    このうちの一人は「大きいのはダメだけど、小さいのなら連れて帰っても大丈夫かも」とペットボトルに生まれたばかりのザリガニを流し込んで連れて帰りました。

                     

                    ま、そのまま川に流してもザリガニは田んぼに悪さをするからねえ。

                    良いことをした、ということで(ザリガニにしたら災難だろうけど)。

                     

                    雨の中、東六郷小学校OBの青年が遊びに来ておりました。

                     

                    今や冒険あそび場ネット最古参のスタッフである「ブッチャー」と語っております。

                    用水路の生き物の捕まえ方。食べられる木の実があった場所。

                    あんな遊びをした、こんなことがあった。

                    ふるさとで遊んだ記憶。

                     

                    ふるさとで遊んだ、っていうか。

                    遊んだ記憶があるからこそふるさとになるんじゃないのかなぁ。

                     

                    震災後、被災した東六郷小学校は六郷中学校の校舎の一部を借りて授業をしていましたが、

                    2016年度で六郷小学校と統合となりました。

                    この校舎も6月中には解体工事が始まる予定です。


                    六郷東部地区でのあそび場活動は継続していく予定ですが、

                    解体前に東六郷小学校の校庭で遊べるのは、次回が最後となる予定です。

                    次回の「東六郷小で遊ぼう!」は6月11日(日)を予定しております。

                     

                    ※「東六郷小学校であそぼう!」は、日産プレジデント基金の助成を受けて実施しています。


                    里の杜あそび場交流会

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                      去る3月8日(水)に、岩沼市の里の杜地区で「里の杜あそび場交流会」が開かれました。

                      内容としては「交流会」というよりも「報告会」と言った方がしっくりくる感じでしたが。

                       

                      今年度、「里の杜あそび場」は、岩沼市の有志による団体「岩沼あそび場の会」と、学生ボランティア団体の「にこにこキッズ」が主催となり、協力に「里の杜二丁目町内会」「里の杜三丁目町内会」「冒険あそび場ネット」、後援に「岩沼市」という体制で開催していました。

                      今年度の遊び場の様子や、そこから感じたこと考えたことを「岩沼あそび場の会」「にこにこキッズ」「冒険あそび場ネット」それぞれの視点から話す時間があり、その後テーブルごとであそび場に関するあれやこれやをお話しする時間を持ちました。

                       

                      里の杜二丁目・三丁目の町内会からは、それぞれの会長さんと副会長さんが来られました。

                       

                       

                      発表のトップバッターは「冒険あそび場ネット」のうっちー。

                       

                       

                      子どもが遊び場で挑戦する内容が様々になってきたとのこと。

                      遊びに来ている子どもがより「自由」になってきていると感じるそうです。

                      活動を継続してきたことで、子どもにとってあそび場が「自分たちの場所」になっているのでしょう。

                       

                      自由な遊びの経験は「実感」を伴います。そして、実感を伴う記憶は「より深く残る」のだそうです。

                      自分が確かにそこで生きた、と実感できる時間や場所や人の記憶。

                      それを「ふるさと」と呼ぶのではないでしょうか。

                       

                      子どもの中に「ふるさと」が生まれつつあるのだ、と私は感じました。

                       

                      続いての発表は「岩沼あそび場の会」会長の箕笹(みささ)さん。

                       

                       

                      最近、遊びに来ていた子のお父さんと話をしていて、お父さんの「何して遊んでいいかわからないんですよ」という言葉を聞き、考えた…というお話でした。

                      子どもの遊び環境を作るのは、地域の大人たちのはず。しかし、地域の大人に「遊んだ経験」がない!

                      これは、大人も遊びに誘うような仕掛けが必要そうだ…と考えているとのこと。

                       

                      面白い大人を増やす動きが始まりそうです。

                      箕笹さん自身、子どものころから様々な遊びをしてきた方ですから、お話をしていても箕笹さん自身の「やってみたい!」が湯水のように湧いてきます。

                      このエネルギーに触れるだけでも違ってくるんじゃないでしょうか。

                       

                      前述の「ふるさと」の話は子どもに限らないと思っています。

                      「大人も遊ぶ街」はきっと魅力的です。

                       

                      そして、今年度「にこにこキッズ」のリーダーをしていた立花君。

                       

                       

                      「遊び場では「その人」の個性が出ている。そして、「その人」が伝わる関わりがある」

                      「多様な人が出会うということ自体に大きな意味があるんだと感じた」

                      という話をしていました。

                       

                      遊び「場」というけれど、やっぱり大事なのは「人」なんです。

                      人が人として人に会う。

                       

                      遊び場の本質を改めて心に刻ませてもらいました。

                       

                      最後に、里の杜あそび場の主催/協力団体ではないのですが、「iあいあそび場」(かつて岩沼市主催で開催されていた屋内の乳幼児親子向け遊び場)から始まり、先日「第4回いがす大賞」グランプリにも輝いた「ちびぞうくらぶ」にも発表をしてもらいました。

                       

                      「にこにこキッズ」も「ちびぞうくらぶ」の活動に参加していますし、何よりいっしょにこの町を面白くしていく「仲間」なのです。

                       

                       

                      歌あり。踊りあり。

                      「楽しむ」ことが持つエネルギーが、どんどん人をつなげていく力になっているように感じました。

                       

                      発表後のフリートークでは、町内会長から遊び場の広報に関する様々な提案が出てきたり、新たなつながりが生まれたりと、里の杜地域のパワーを感じる時間になりました。

                       

                      「里の杜あそび場」は2017年度も近隣町内会や様々な団体・個人と協力し、活動を続けていきます。

                       

                       


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