ハジケてまざれ!

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    6月の25日(日)、仙台市宮城野区は田子西でのあそび場のお話です。

    ここでの活動がこのブログに登場するのは初めてですね。

     

    田子西はもともと作っていた「田子西地区」と復興公営住宅、そして防災集団移転地である「田子西隣接地区」を合わせた新しい街です。

    私たち「冒険あそび場ネット」は、田子西の町内会とは仮設住宅で活動していた時代からご縁のある「にじいろクレヨン」さんと協力して、住民の皆さんの交流を手助けしています。

     

    今回は、その中でも田子西地区の真ん中に位置する「田子西中央町内会」さんが、町内会の集会所に隣接する「田子西二丁目公園」で展開しているあそび場の様子をお伝えします。

     

    この公園での活動は、今年度の4月から毎月実施しています。

    今回で3回目のあそび場。子どもたちにとってだんだんと「自分たちのあそび場」になってきているように感じます。

     

    今回は町内会長と「水遊びをやりたいね!」という話をしていたので、簡易プールの材料を持ってきました。

    板の厚み分の幅で切り込みを入れれば組み合わせられる、はず。

    その場で作業。子どもたちは興味津々。

    作業する手元に注目が集まります。

     

    うーん、緊張はしないけど…近くない?

     

    できたぜ。

    待ちくたびれた皆さんは違う遊びを始めていました。

    根気よく待っていた男の子二人が板を組み合わせていきます。

     

    枠の上にビニールシートを敷いて水汲み。

    入れ物はベーゴマの床にもしている漬物樽。

    こいつで水を汲むと相当重いと思うのですが…。

    わっしょいわっしょいと楽しそうに水運びをしています。

     

    子どもの遊ぶ姿を見ているとよく遭遇するのですが、「自ら遊んでいる」ときに、子どもは大人が想像もしないような力を発揮します。「やれ」と言われてやるんだったらへこたれちゃうよな、ということも嬉々としてやる。

     

    そんな様子が幼児にも伝染しています。

    見ていて楽しそうだったんでしょうね。

    「作業」としてやっていたら小さい子が手伝うなんてむしろ邪魔なはず。

    追い払わずに仲間に入れられるのも「遊び」だから、心に余裕があるからでしょうか。

     

    見習わなければな。忙しい時ほど楽しみたい。

     

    ざっばー。

     

    これを何回も繰り返し、水が溜まってきたところに…

     

    人も集まってきました。パチャパチャと遊んでいます。

     

    あとから参加したメンバーも水汲みをはじめました。

    お前らも汲めよ、とか言われたわけではないのですよ。

     

    タプタプに汲んで、こぼさないようにワーキャー言いながら運ぶのが楽しいみたいです。

     

    ま、浅いながらもプールができて。

    パチャパチャやるだけで終わるわけもなく。

     

    こうなりますよ。

     

    ああ、水をかけあうというだけの行為が、なんでこんなに楽しいんだろうなぁ。

    かけてかけられ。怒涛のお互い様。

    手加減しないし、されもしない。

    本気でやるから楽しいのでしょう。

     

    そして後ろでは水汲みチームが水の補充をしている。

    やっぱり楽しそう。

    汲んできたそばから汲み出されているはずなのに、腹が立たんのか?

    立たんらしい。

     

    この後も水かけは続いていたのですが、お昼ご飯の時間になってじわじわと人が減り、なんとなく午前の部終了。

    終了と言っていますが続けている子は続けていました。

     

    そして、(便宜上)午後の部。

     

    公園の中にある丘的な部分にビニールシートを敷いて、ウォータースライダーにしました。

    しました、と私がやった風に書いていますが、実際に作ったのは子どもです。

     

    やろっかなー、と思っているところで「何すんの?」と聞かれ、こんな感じにしようと思ってんのよね、と答えたら「やるー!」と。

     

     

    こんな感じ。

    シートのサイズは2間×3間(3.6m×5.4m)。

    バケツで水を流したところをすかさず滑る…というシステム。

     

    いろいろな滑り方を試しています。

     

    遊び方だけではなく、「滑っているうちにシートが下にずり落ちてしまったらみんなで引っ張り上げる」だとか、「逆走は危険なので、横に逃げてから上がってくる」なんてルールもできました。

     

    ひとつ前の写真で「バケツで水を流して滑る」と書きましたが、このウォータースライダーでも水汲みチームが働いていました。

    先ほどのプールに比べ、水道からだいぶ離れているので苦労も大幅アップ。な、はずなのに。

     

    その子たちは、自分自身は滑らず、ひたすら水を汲んでは運び続けていました。

     

    服を濡らすわけにいかなかったから、らしいのですが、「滑る遊び」に混ざって「滑らない」ポジションで居続けるって。

    褒められるためにやってた様子でもなかったし、それでいいのか?違う遊びもあるよ?なんて思ってしまいますが…。

     

    このあそびに「何かしらの形で関わりたかった」のでしょうか。

    楽しそうだったのは確かです。

     

    次は着替えを持ってきなはれ。

     

    いっせいにドーン!

    ここで今日初めて出会った子も、一緒に遊んでいます。

     

    これまで毎回参加している子が、初めて参加する友達を連れてきていました。

    おそらくは来月も新しい友達を誘ってくることでしょう。

     

    私たちは住民の皆さんの交流の手助けで来ています。

    子どもはあそびの中でどんどん交流しています。

     

    この様子を見た地域の皆さんが刺激を受けてくれたらいいなあと思っています。


    子どもから学ぼう。

     

     

     


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